DIYなアクアリウム

2013年から始めたアクアリウム。小さいものから大きなものまで自作して節約する。管理しやすい陰性水草と最近話題のアクアテラリウムが好み。

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アクアテラリウム崩壊の危機?夏場の高温多湿の対処方法を考える

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夏がやってきてしまいました。
アクアリウムにとって夏が1番辛い季節です。
冬はヒーターを入れておけば
勝手にちょうど良い水温に保ってくれますもんね。
夏はというと水槽用のクーラーがあれば良いですが、
ファンで水温が30度にならないように地道に冷やす、
などしか対処法がなくなってしまいます。

この記事では初めて迎える夏をどう乗り切るかについて
考えてみました。

アクアテラリウム初めての夏

夏がやってきました。
うちの水槽は廊下に置いてあるのでクーラーがなく、
夏の暑さの影響をモロに受けてしまいます
PC用ファンと外部フィルターの保冷は
行なっていましたが徐々に変化が起きてます。
その現状を伝えていきます。

レインボーファン

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レインボーファンが1番影響を受けています。
背面が乾燥することはないのですが
ほぼ枯れてしまっています。

ミクロソリウム

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ミクロソリウムも枯れがヒドイです。
もともと半水生の水温が低い場所に自生する植物のため、
水上化した葉は暑さに弱いようです。
水中の葉は枯れることなく問題なさそうです。

アヌビアス

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水上化させたアヌビアスですが、
意外にも影響は少なそうです。
それでも霧吹きをしないとシワシワになってしまいます。

ブセファランドラ

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アヌビアスと同様に霧吹きをしていれば大丈夫そうです。
そもそも成長がかなり遅かったので
これから影響が出てくるかもしれません。


考えられる原因

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原因はもちろん「高温」です。
アクアリウムの場合は水の中にあるので
水温(MAX30℃)が影響してきます。
しかし陸上だと気温が影響してくるので
35℃まで上がってしまいます。
それに加えて湿度保持のため締め切っているため、
余計に水槽内の温度が上がってしまう
のでしょう。

レインボーファンとミクロソリウムは特に
高温に弱い種なのだと考えられます。


夏の高温多湿をどう乗り切るか?

水槽用クーラーの導入

これが現状のままだと最善だと思われます。
初期投資と維持費用は大きくなりますが
暑い夏場でも水温を26度設定できることは大きいです。
アクアテラリウムでは気温に左右されますが、
流れる水温を低めに保つことで
締め切った水槽内の気温は抑えられそうです。


クーラーのある部屋へ移動

水槽自体をクーラのある部屋に移します。
こうすることでクーラーが効いている間は
外気温が28度前後になります。
クーラーは起動電力にほとんどを費やすため、
つけっぱなしでも意外に電気代が抑えられるそうです。




つまり高価な水槽用クーラーを買って、
暑い中、ガンガンに使うよりも、
そもそもクーラーのある部屋に移動させた方が
安上がり
になると言えるでしょう。

バケツ保冷剤で しのぐ

この方法は以前、下の記事で紹介しました。



外部フィルターを少し大きめのバケツに入れ、
そのすき間に保冷剤を入れるという方法です。
この方法が一番安上がりではありますが、
実際にやってみると、
水温を30度前後まで下げるのが精一杯です。
今まで、この方法であったため枯らしてしまいました。
アクアリウムでは結構有効でありましたが、
陸地があるアクアテラリウムでは限界があります。


さいごに

いろいろと考えた結果、
クーラーのある部屋で水槽を維持するのが
最善
だと感じました。
水槽用クーラーを導入しようかと思いましたが、
ランニングコストが予想以上にかかりそうです。
普段生活するリビングなどに
移動させれば夏だけでなく、
冬のヒーターによる電気代も節約できそうです。
やはり移動しようかなあ。